人権・同和教育参観日、生徒集会、PTA人権・同和教育講演会(大洲福祉会館人権セミナー)を開催しました
2021年12月4日 18時21分 本日、今年度初めての参観日がありました。新型コロナウイルスの関係で、昨年度から一度も参観日を開催できなかったため、保護者に授業を見てもらうのはずいぶん久しぶりになります。
人権・同和教育参観日では、1年生はいじめについて道徳の学習をしました。1年生は人数が多いため、保護者が参観できるように多目的室で行いました。雰囲気の違う教室でしたが、いじめについて真剣に考えることができたようです。
2年生は、識字学級を題材にした同和問題学習をしました。廊下から保護者の視線を感じながら、文字の読めない苦しさや差別に対する怒りを感じることができたようです。
3年生は、就職差別について学級活動をしました。実際に面接に使われていた質問内容や、差別につながる恐れのある14項目など、就職差別の解消について学習しました。
授業参観後には全校生徒が体育館に集まり、人権委員会が企画・運営する人権集会を行いました。
人権委員長の挨拶に続き、各学年代表2名ずつの人権標語の発表があり、自分の作った人権標語に込めた思いを発表しました。続いて言葉遣いに関する行動宣言「相手のことを考えて 一呼吸おいて発言します」を全員で唱和しました。最後に、いじめに関する人権クイズを行い、楽しみながら人権学習を行うことができました。
集会後には、PTA研修部の人権・同和教育講演会として、大洲福祉会館の人権セミナーを行い、関西外国語大学教授を講師に招いて講演会を行いました。「今、子どもの人権を考える」~子どもの意欲と自信を育むために~と題した講演は、身近にある人権の題材を紹介しながら、中学生にもわかりやすく人権学習を行うものでした。講演の中では冗談を言ったり自身のお孫さんお話をしたりして、始終和やかな雰囲気でお話を聞くことができました。
今日一日は、大変内容の濃いものでしたが、今後人権意識が薄れないようにして行きたいものです。