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立秋です。

2020年8月7日 08時18分

    

秋来ぬと 目にはさやかに

見えねども

風の音にぞ おどろかれぬる

    藤原敏行(ふじわらのとしゆき)

    古今和歌集(平安前期)より   

                         

立秋の日に詠まれた和歌です。

見た目にはまだ夏で、秋が来たとは到底感じることができないけれど、風の音で、はっと秋の気配に気づいたという意味だそうです。

本日、暦の上では、秋が始まる日=立秋です。七夕を行う地域もあります。

令和2年8月7日金曜日、温暖化が進み、大洲の予想最高気温は35℃。まだ、秋の足音は聞こえてこないように思うのですが、自然界の営みから、何か変化に気づいた人はいるのでしょうか?

平安時代の立秋の頃の気温は何度だったかを検索して、説を比べ読みしてみるのも面白いかもしれませんね。